*本ページはプロモーションが含まれています

映画「HAPPYEND」感想

5/6 早稲田松竹にて.

空音央監督の初の長編作とのこと.映画館は若い人で賑わっていた.

僕にはこの映画のメッセージがよく理解できなくてあまり感情移入できなかった.

物語自体は,近未来の日本を舞台に親友のユウタとコウが高校卒業を控えながら自身の内面と向き合ってすこしずつ成長していく姿を描く.規則・ルール,監視社会,デモなど,だんだん生きづらくなっていく世界で自分の居場所をみつけて自分らしく生きていく.

コウ以外のメンバーはみんなそれぞれやりたいことがあって,高校卒業したらその道に進むんだと思う.コウは奨学金をもらってそのまま大学へ.その先にはなにがあるんだろうか.そんなことを考えるとHAPPYENDというタイトルはすこし皮肉だなと思う.だってその先になにがあるのかはまだ分からないから.

映画の中でみんなもがいている.だけどそれが将来につながればいいなと思う.4月13日放送のラジオで野村訓市さんも言っていたけど,もがいているときがあったからこそ今の自分がある,そういう風に思えるような生き方をするしかないのだから.

映画の中でコウが何度か口にした「大事なことがあるから帰る」という大事なこととは何だったんだろうか.ずっと気になってるからもう一度観たい.

出典:https://www.bitters.co.jp/HAPPYEND/

コメント

タイトルとURLをコピーしました