カルチャー 朝井リョウ「もういちど生まれる」感想 「もういちど生まれる」というタイトルには,「もういちど生まれることはできない」という意味が込められているのではないか——そんな思いを抱きながら,読み進めた.二十歳になる手前の男女の物語.ちょうど子どもから大人へいろいろな経験をしながら変わり... 2025.06.15 p カルチャー本
カルチャー 小説「朝井リョウ – 星やどりの声」感想 家族愛あふれる温かい物語.主人公はお父さん.ラストに向かってだんだんと感情が高まっていく展開も伏線回収のタイミングもよくて一気に読んだ.正欲など朝井リョウの最近の作品を読んだあとに初期の作品を読むと「いつ墜落するのかな」ってちょっと,という... 2025.06.08 p カルチャー本
カルチャー 小説「朝井リョウ – チア男子!!」感想 朝井リョウ2作目の作品.漫画になったりアニメになったり映画になったりといろんな形で描かれているから読んだことも観たことも聞いたこともある人はおおいかもしれない.とりあえず朝井リョウの作品を全部読んでみようとおもって手にとてみた.登場人物がワ... 2025.05.31 p カルチャー本
カルチャー 小説「朝井リョウ – 桐島、部活やめるってよ」感想 そうそう,高校の頃そんなこともあったよ.って懐かしくなるので,たまに読み返したくなる小説.僕が高校生のころはこの小説の主人公たちのように真面目に物事に取り組んでなかったから,たとえば菊池みたいに熱くなることはなかったけど,いま思い返せば価値... 2025.05.20 p カルチャー本
カルチャー 映画「鹿の国」感想 5/10 ポレポレ東中野にて.僕は昔から長野県が好きで,なんで好きかというと自然に囲まれながらもたくさんの人がいて,その自然と共存できる環境がとても好きで,その流れで諏訪大社にも大いに惹かれて,いまでも年に1度は訪れている.素人があれこれ口... 2025.05.10 p カルチャー映画
カルチャー 映画「HAPPYEND」感想 5/6 早稲田松竹にて.空音央監督の初の長編作とのこと.映画館は若い人で賑わっていた.僕にはこの映画のメッセージがよく理解できなくてあまり感情移入できなかった.物語自体は,近未来の日本を舞台に親友のユウタとコウが高校卒業を控えながら自身の内... 2025.05.10 p カルチャー映画
カルチャー 映画「Dancer in the dark」感想 5月3日 目黒シネマにて.共産主義と資本主義のコントラストがけっこうキツくて,もしセルマがチェコに残っていたらこの悲劇は起きなかったのかなって思う.セルマのジーンへの揺るがない愛がすべて.ジーンを救うために文字通り全てを犠牲にしてアメリカへ... 2025.05.10 p カルチャー映画
カルチャー 映画「ノッティングヒルの恋人」感想 4/26 Strangerで鑑賞.リバイバル上映はとても嬉しい.映画の導入部分の有名女優アナと町の本屋のイケメン店主ウィリアムの恋落ちのスピード感はちょっと強引で違和感あるけど,観終わってみると,やっぱり名作だよね,って納得できる.シリアス... 2025.05.06 p カルチャー映画
カルチャー 映画「I Like Movies」感想 2月23日に川崎アートセンターで観た.監督チャンドラー・レヴァックのデビュー作とのことで,クザビエ・ドランのような出会いを求めていたけど,出会えなかった.映画の内容は,映画好きな高校生の青春を描くヒューマンドラマ.主人公ローレンスは対人関係... 2025.03.18 p カルチャー映画
カルチャー 映画「AT THE BENCH」感想 奥山さんのベンチ愛を描く作品だった.ベンチで過ごす時間ってそんなに多くないじゃないですか.それでもベンチに誰かと一緒に座ればちょっとした会話が生まれるわけで,そうするとそこからドラマが始まる.そんなドラマ5つで構成されているオムニバス映画.... 2025.01.21 p カルチャー映画
カルチャー 映画「女っ気なし」「遭難者」感想 目黒シネマで鑑賞.ギヨームブラック監督の作品を観るのは久しぶり.これはギヨームブラック監督のデビュー作.僕も公開されてすぐ観にいった.なので今回映画館で観るのは2度目になる.冒頭での郊外を自転車で走るシーンのシリアスな空気の中にいきなり登場... 2025.01.16 p カルチャー映画
カルチャー 映画「やさしい人」感想 目黒シネマで鑑賞.女っ気なしから2年後に撮られた映画.こちらの内容は冴えないミュージシャンのマクシムと若い女性のメロディの小さくてこわい恋の物語.映画を観終わって邦題のやさしい人はいったい誰なのか?とずっと疑問に思う作品で,感情昂り拳銃に手... 2025.01.16 p カルチャー映画