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「いいね病」数字に踊らされる僕ら|SNSとブログの本当に楽しいことって?

SNS-like ひとり暮らし

「いいね」が欲しくてたまんないんだけど,これって病気?

SNSを利用していて何気なく投稿したツイートや写真にたくさんの「いいね」をもらって嬉しかった経験は誰にでもあるはず.しかしその快感の虜になり「いいね」をたくさんもらえるような投稿をしてしまう人もいるとかいないとか.

「いいね」をたくさんもらうことを目的にSNSを利用するのはSNSの一つの使い方かもしれない.ただ「いいね」の数を気にしすぎてしまうと本来楽しかったはずのSNSを苦痛に感じてしまう.

今日は日々Twitter, InstagramなどSNSで投稿されている方,そして僕のようにブログを書いている方.そんな方々がフォロワー,いいね,PVなどの数字で悩んでいるときに読んでもらえたら嬉しい.

今日の内容

・いいね病は病気なのか?
・SNSやブログを楽しむ方法

「いいね病」は現代病

「いいね」をたくさんもらいたい!と思ってしまうのは現代病.なぜならSNSは「いいね」というボタンを設置することでSNSへの依存度をあげようとしているから.SNSに依存する人が増えればそれだけ広告収入も増やすことができる.なのでSNSはユーザーを依存させたい.

という訳なのでSNSで投稿を始めると誰でも必ずかかる「いいね病」.

「いやいや,私は違うよ〜」

と,言っている人ほど無意識のうちに発症している.

僕も昔発症した.Tumblerに上げた写真がほんの少しだけバズった.

https://tktschi.tumblr.com/post/136880201924/%E9%80%B1%E6%9C%AB%E3%81%A7%E3%81%99-weekend-bmw-m3-e46-m%C3%BCnchen-deutsch-2011

といっても,120ほどのlikedだけど.そのときは通知が鳴り止まなかったのを覚えている.

そして思った

「みんなこの写真好きなんだ,嬉しい!」

完璧にTumblerの虜になってしまい,

「またバズるかな」

という下心が芽生えてしまった.

でもバズったのはそれっきりで,それ以降はTumblerでlikedがつくことはほとんどなかった.そしてTumblerへの投稿もさっぱりやめてしまった.つまりlikedがもらえないからやめてしまった.僕は完全に「いいね病」だった.

あなたにも経験はないだろうか?

「私は大丈夫」と思っていたけど,いざバズってみると「最高に嬉しい!」と思った経験.

「いいね」が増えれば増えるほど,「フォロワー数」が増えれば増えるほど,カラッカラに乾いた承認欲求が満たされ,全く通電してなかった報酬系がゴリゴリに刺激される.

それは「快感」の一言.

この快感がやめられなくてSNSを続けている人も多いかもしれない.

それを「いいね病」と呼んでいる.

脳科学的に見ても「いいね」が嬉しいのは当たり前

誰だって人から「いいね!」と褒められれば嬉しいもの.だからSNSで「いいね」をしてもらえたときに嬉しいと感じることは正常,なにも間違っていない.素直に「やった,嬉しい!」と思えばいい.

問題はその「いいね」をもらうことが目的となってしまうこと.

「いいね」は人の報酬系をゴリゴリに刺激する.人は報酬系を刺激されると快感でたまらなくなる.

例えば,アルコール依存症は,アルコールを飲むと気分がいいことを知っている脳がアルコールを渇望する.そしてアルコールが手に入った途端に報酬系が刺激される.これを繰り返すとアルコールがやめられなくなる.このように飲めば飲むほどもっと飲みたくなる.これがアルコール依存症.

そのアルコールを数字に置き換えてみよう.一度数字を手に入れたらもっと多くの数字を手に入れたくなるのが「いいね病」.なので,脳科学的にみても「いいね」を欲しくなるのは正しい.

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いいね病を予防する方法

いいね病を予防する方法は2つ.

・数字を追わない
・SNSを表現とコミュニケーションの場として楽しむ

いいね病を予防するために「数字」は追わない

いいね病の予防には「数字」は追わないこと.SNSは数字がダイレクトに明確に現れる.だからSNSやブログをやっていると数字の悩みは尽きない.

・フォロワー数
・「いいね」「RT」の数
・PV数

これらの数字は

・この人は人気があるんだ
・この記事は人気ないんだな

など客観的な評価が数字となって現れる.

だからそれが自分の事となればもう大変.せっかく「これはウケる!」と思って投稿して,残念ながら期待通りの「いいね」がもらえなかったら

「あなたがやっていることは全然面白くないですよ」

と画面の向こう側から言われているのと同じ.期待値が大きかった分そのショックは大きい.もしそんな状況が続けばどうだろう?心折れてSNS疲れしないだろうか?僕には無理,心がポッキポキに折れる.

「いいね病」の予防は「数字」を追わないことに尽きる.

いいね病を予防するためにSNSを表現とコミュニケーションの場として楽しむ

いいね病を予防するためにSNSを表現とコミュニケーションの場として楽しもう.

・「いいね」が少ない,もしくは無いとつまらない.
・あなたの投稿の価値は「いいね」で決まる.

そういったSNSの使い方はあまり面白くない.SNSの本来の楽しみ方は「投稿する楽しみ」と「コミュニケーションする楽しみ」だと思う.

・文章を書く
・写真を撮る
・動画を撮る
・絵を描く
・音を録る

こういった諸々の製作活動の結果を投稿する.そうするとアカウント自体が自分の作品になっていく.そして,それにファンがついてきてくれる.つまり「いいね」や「フォロワー」は後からついてくる.初めからその「数字」を追うとSNSやブログはまったく楽しくない.

自分が楽しんでいる製作活動をより楽しくするためのツール,それがSNSやブログだと思う.

最後に|SNSやブログを続ける意味とは?

自分がアウトプットしたものが誰かの役に立ったり共感してもらえるとそれはSNSに限らず嬉しい.だけど「人のために」と利他的にSNSを利用する人はどれくらいいるのだろうか?個人アカウントであればごく少数だと思う.

きっとほとんどの人の投稿する理由は

・見て見て!私の撮った写真すごくない?
・ちょっと聞いてよ!こんなことあったよ!

あなたはどうだろう.

「いいね」が欲しい

とか

「フォロワー数」を増やしたい

とか

「PV数」を増やしたい

とか.

あなたの投稿する理由をちゃんと考えてみると,モヤモヤしている感情の中からカチッとした意思が見えてくる.

ちなみに僕がブログを書く理由は次のような感じ.

・経験や学習から得られる気づきや学びのアーカイブ
・そのアーカイブで誰かの役にたてれば嬉しい

SNSやブログに投稿する意味をもう一度考えてみるとその目的が明確になる.数字を追うことは僕はおすすめしない.どんな数字にしろそれは後からついてくる.どれだけ数字を追っても全然「楽しくない」.

日本には自分自身を自由に表現できる環境がある.なので自由な表現でSNSやブログを使ってあなたなりの表現を楽しもう.

以上,最後まで読んでいただきありがとうございます!

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