ブログでは自分の話をするべき

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ブログって自分語りしたらいけないの?

プロブロガーの記事を読んでいると,「ブログでは自分の話をしない方がいい」という言葉を目にする機会は多い.

「なるほど、そうかそうか」と,僕もこのブログを書き始めたころはその言葉を鵜呑みにしていた.

しかしブログを書き続けていると「あれ?ブログって自分の話をした方が面白いんじゃね?」と思うようになった.

なので,今日は読者目線でみたときのブログの面白さと,それを書くライターの立場にたった話をしたい.

ブログの書き方わからないんだけど..と悩んでいる方の助けになれば幸いだ.



ブログでは自分の話をした方がいい

ブログでは自分の話をした方が面白い.

これにはいろいろな意見があると思うけれど,僕は強くそう思う.

理由はシンプルで,読者目線でみたときに,自分語りをしているブログの方がリアルで面白いから.

もちろんブログの最大の目的は読んで頂いたあとに「あ,楽しかったな,読んでよかったな」と思ってもらえることだ.

それを達成するために最低限必要なことは,読者のためになることに尽きる.

読者のためになるには,読者の求めている情報をライターが提供する必要がある.

ここが一番の落とし穴だと僕は思っている.

なぜなら,誰でも書ける教科書に載っているような情報を羅列するブログは,読者の立場にたって考えると正直面白くない.

ブログを読んでいて「面白いな」と感じる瞬間を思い出してみてほしい.

それは,実体験に基づく情報に触れたときじゃないですか?

その文章の中に「うんうん,そうだよね.ちょうどその話を聞きたいんだよね」と少しでも共感できる部分があると,自分と同じ道を歩んだ,その先にあるリアルな話を知りたくて,つい最後まで読んでしまう.

こういった経験はあなたにも一度はあるはずだ.

だから僕は,読者目線で考えると,自分語りもした方がブログはグッと面白くなる,と思う.

次は「なぜブログでは自分の話をした方がいいのか」というポイントを深掘りしてみる.

ブログでは自分の話をした方がいい理由

ブログで自分の話をした方がいい理由は読者の立場にたったときと,ライターの立場にたったときの2つに分けられる.

それぞれの立場に分けて理由を挙げると次のようになる.

読者目線でブログでは自分の話をした方がいい理由2つ.

・人の人生って面白い
・世の中似たような情報が溢れている

ライター目線でブログでは自分の話をした方がいい理由3つ.

・オリジナルコンテンツをつくれる
・経験は真似されない
・記事を書くモチベーションにつながる

順番に見ていこう.

人の人生って面白い

人の人生を知ることは面白い.

自分以外の人生の話を聞く機会は一生のうちにどれくらいあるだろうか.

コンサルなどやっていない限り,家族や友人以外から自分以外の人生の話を聞く機会はあまりないはずだ.

あなたも他人の人生に興味を持ったことはありますよね?

特に,あなたの人生において進学や就職など大切な決断を迫られたとき「他の人はどうしているんだろう?」と気になってググった経験はあるはず.

あなたが追い詰められていれば追い詰められているほど,他人がどうしているか,どのような決断を下したか,その結果どうなったか.という話は気になるはずだ.

どんな本にも書いていない,個人ブログに書いてある一文で人生が変わった人もいると思う.

日記系のブログはNGだよ,と言う人は多い.

でも僕は,人があまりやらないことに挑戦していたり,経験していたりする人の日記ブログはぜんぜん有りだと思う.それは僕が経験できないことをブログを通して知ることができるから.

テレビでもSNSでも本でもない,ブログだから発信できる情報,知れる情報がある.

どんな本にも書かれていないリアルを知れるのがブログの醍醐味だ.

世の中似たような情報が溢れている

世の中似たような情報が溢れている.

そんな世の中って面白いですか?

ビジネス書に書いてあるようなことをただ書いているブログは,正直薄っぺらくてつまらない.

そういうブログを読むと「あーこの人も同じようなこと言ってるわ」とそれ以上読む気にならない.

正直な話をすると,僕もブログを始める前は「ブログってビジネス書に書いてあることを切り取って引き伸ばして書けばいいんじゃね?」と思っていた.

今考えるととても恥ずかしいことなんだけど,それってとてもつまらない.

僕はビジネス書を読むのも好きなんだけど,ざっくりまとめると大体みんな同じことを言っているし,そもそもそれらは昔からことわざとして言い伝えられていることが多い.

もちろん著者ぞれぞれの経験から導きだされた結論が,結果としてみんなと同じ意見というのはよくあると思うけれど,それでも読んでいる方は「行き着く先はそこなのね」と思わざるをえない.

結局,真理みたいなものは限られていて,みんなどの道を通ってそこへ辿り着くかみたいな話なのかな,と思う.

「結論,結果が大切」と言うけれど,そこへ至るまでの自分の道のりを5W1Hを軸に経験を落とし込んだ文章はストーリーがあってとても面白い.

だから結論や結果よりも,そこに至るまでの道のりを記したブログは,その道が茨の道,未開拓の道であればあるほど起伏に富んでいて結論よりもその道のりが気になってしまう.

世の中に同じような情報が溢れればあふれるほどその情報の価値は下がっていくし,反対にどこにもないオリジナルな情報の価値はより上がっていくはずだ.

読者はあなただけにしか書けない,オリジナルな記事を求めているはず.

オリジナルコンテンツをつくれる

ここからはライター目線で,なぜ自分語りをした方がいいのか,という話をしていく.

まず,自分語りをした方がオリジナルコンテンツをつくることが容易になる.

SEOの話をすれば,ブログの質を上げるためにはEAT(専門性,権威性,信頼性)がとても大切と言われている.

ただ,専門職でない人や実績のない人がいきなりEATを高めることは不可能だ.

だけれど,Google GuidelineによればEATについて次のように示されている.

Some topics require less formal expertise. Many people write extremely detailed, helpful reviews of products or restaurants. Many people share tips and life experiences on forums, blogs, etc. These ordinary people may be considered experts in topics where they have life experience. If it seems as if the person creating the content has the type and amount of life experience to make him or her an “expert” on the topic, we will value this “everyday expertise” and not penalize the person/webpage/website for not having “formal” education or training in the field.

いくつかのトピックは公的な(学位や専門職などの肩書)をそこまで必要としません.多くのライターは製品のレビューやレストランの紹介などでよりわかりやすく,詳細な説明を行います.そして生活のコツや経験などをブログや掲示板で共有します.そのような普通の人は,それぞれの生活における専門性を持っているとみなすことができます.ライターがあるトピックについて,さまざまな経験を十分に積んでいるとみなされた場合,そのライターをGoogleは「日常生活における専門家」とみなすことができる.そして,その分野において公的な教育やトレーニングを積んでいないからといって,ライターやブログにペナルティを与えることはない.


出典:Google Guideline

Googleもライター自身が経験を積むことが大切だと言っている.

つまり,ありきたりの文章ではなく,ライター自身の経験に基づく記事の方がより高い評価を得やすい.

そういった記事を書き続けていけば,オリジナルコンテンツをつくることができるし,それはGoogleからも評価される.



経験は真似されない

さっきも触れたけれど,世の中は同じような情報に溢れている.

そして大体の情報は本に書かれている.

それは真似するのがとても容易だ.

ビジネス書を読めば誰でもひとつやふたつ,刺さる言葉がある.

「なるほどそうかそうか,この言葉気に入ったからブログに書いてみよう」

ライターならビジネス書から得た知識をブログに書きたくなりますよね.

Inputした知識はすぐOutputしましょう,と言う人は多いけれど,ちょっと考えてみてほしい.

InputをそのままOutputするのって,コピペと同じじゃないですか?

それってただOutputすることが目的になっていませんか?

それは全く無駄な作業だなと思う.

InputもOutputも大事だけれど,一番大切にしたいのはその間にある思考だ.

Input -> 思考 -> Output

このステップを踏まなければなにも新しいものは生まれない.

この思考を経験と捉えることで,あなただけの経験を生かした記事を書くことができる.

もちろんこの経験には思考以外にも,旅行で感じたことや,ガジェットを使ってみた感想なども含まれる.

主観的な文章が大切だ.

「世間的にはこう言う人もおおいけれど,私はこう思う」

こういった文章を加えるだけで,あなただけのコンテンツを作り上げることができるはずだ.

記事を書くモチベーションにつながる

自分の話を解禁すれば,記事を書くモチベーションにつながる.

なぜなら,日頃のちょっとした出来事や気づき,そういったことをまるっと記事にしてしまえばOKだから.

例えば,初めて訪れるレストランにランチへ行ったとしよう.

そのとき「今日はこれを食べました,美味しかった,以上!」という呟きはSNSに任せるとして,次のことを記事のネタにできる.

・どんなきっかけで行ったのか
・いつ,何時ごろ
・どこにあるレストランなのか
・誰と行ったのか,ひとりでも行けるのか
・どんなメニューがあるのか
・料理の味と量,待ち時間
・どのくらいの予算なのか
・こんな人におすすめ!

これらは5W1Hを軸にトピックをピックアップしたんだけど,ランチひとつをとってもこれだけの情報を得ることができる.

何気ない1度だけのランチだけで1記事書けてしまうのって,すごくないですか?

もちろん毎日同じことの繰り返しでネタがないという人は多い.

そんな人にはぜひ読書をおすすめする.

読書はいいぞ.

あたなの中にまだ存在しない新しい考えを次々に頭の中へ投げ込んでくれる.

もちろん先にも書いたけれど,それをただコピペするだけでは意味はない.

読書で得た知識はあなたの中の思考や経験と結びつけて記事にしてみよう.

ポイントは素直に書き出すこと.

なぜいいと思うのか,その一文でどのように行動が変わったか,その結果どうなったか.

また反対に,

こう書いてあるけれど,私はこう思う.私の場合はこうする,こうしている.

このように書けば,あなただけの記事を作り上げることができるはずだ.

ブログで自分の話をちゃんとする方法

すでに紹介したところもあるけれど,ブログで自分の話をちゃんとする方法を紹介したい.

ポイントは次の2つ.

・経験と思考を重ねる
・5W1Hを軸に経験と思考を落とし込んでいく

経験と思考を重ねる

経験と思考に基づいた記事は強い.

なぜなら,オリジナリティ溢れて誰にも真似をされないから.

だからあなただけの視点で記事を書いてほしい.

僕は100人いれば100個の意見があって然るべきと思う.

もちろん功利主義のような最大多数の最大幸福というマクロ的な視点もあるかもしれない.

だけれど身の回りは情報で溢れている.だからその最大公約数はどんどん小さくなっている.

行動し経験と思考を繰り返す.

そしてそこから得られるあなただけの視点を,その経験や思考と交えて記事に落とし込んでいけば,自分語りをしても面白い記事を書くことができるはずだ.

5W1Hを軸に経験と思考を落とし込んでいく

5W1Hを軸に経験と思考を落とし込んでみよう.

これは読者の疑問に答えるためだ.

おおよその疑問は5W1Hに集約されている.

例えば旅を記事にする場合

・なぜそこへ行こうと思ったのか(why)
・誰と行ったのか(whom)
・どのお店がオススメか(where)
・どの時期がおすすめか(when)
・おすすめの持ち物は何か(what)
・どのように行ったのか(how)
・予算はどれくらい必要なのか(how much)
・旅はどうだった?(how was the trip?)

これだけ軸があれば,1度の旅行でいくつか記事を書くことができるはずだ.

ポイントはあなたの経験,思考と読者の疑問をリンクさせること,そしてそこから共感を得るところ.

ブログは本とは違ってライターのリアルを知れるところが醍醐味だ.だから本などには書かれていないあなただけが感じたリアルをそのまま記事に落とし込めば,それだけで他にはないブログをつくることができる.



まとめ|ブログでは自分の話をするべき

ブログでは自分の話をするべき理由とその方法を紹介した.

この記事は,これを書いている僕自身に向けて書いた部分も大きい.

SNSの隆盛によって画面の向こう側に必ずいる人間の存在を忘れがちだ.

僕は10代の頃からブログを読むのが好きだったし,そのライターの方と仲良くさせて頂いた経験もたくさんある.そしてそのうちの数名は今でもリアルで友達としてお付き合いをさせて頂いている.

「ブログで稼ぎたい」という人は多いけれど,ブログはコミュニケーションツールの一つだ.もちろんお金稼ぎのための道具にもなるけれど,ブログの醍醐味ってやっぱり読者とライターのコミュニケーションかなと思う.

こうして書いているこの記事もどれだけの人に読んでいただき,そして共感をしていただけるかわからないけれど,少しでも多くの方に共感していただければ幸いだ.

以上,最後まで読んでいただきありがとうございます!

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