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レビュー | FlexiSpot スタンディングデスク H2B | 手動で十分満足できるよ

flexispot_h2 持ちもの

FlexiSpot スタンディングデスク H2シリーズを購入しようと思うんだけど,手動式ってどうよ?

今日はFlexiSpotの手動式スタンディングデスク H2シリーズを購入しようとしている方の参考となる記事を書きたい.

スタンディングデスクといえばFlexiSpot,と言うほどスタンディングデスクのシェアを占めている(と思う).そしてFlexiSpotのスタンディングデスクは電動式のラインナップが圧倒的に多いし人気も高い.

だけど,電動式は電動ゆえそれなりに高価だ.そして故障時に動かなくリスクを考えるとすんなり購入できるものではない.

僕はできるだけシンプルなモノが好きなので,そういった価格や故障のリスクも踏まえて,手動式のFlexiSpot スタンディングデスク H2Bを調達した.

こちらのH2シリーズはラインナップの中で廉価版に位置する.ラインナップといってもオフィシャルWEBサイトのラインナップからはすでに消えているので流通在庫のみの可能性は高い.もし購入を迷われていれば,今のうちに購入しておいた方がいいかもしれない.



FlexiSpot スタンディングデスク H2 手動で十分満足できる

僕は手動式のFlexiSpot スタンディングデスク H2を購入して本当に満足している.

僕の気に入っているポイントはこちら.

・思った以上に昇降が軽くて簡単
・剛性がありとても丈夫
・いざとなれば電動ドリルで昇降できる

思った以上に昇降が軽くて簡単

FlexiSpot_H2_handle

どれほど「いいな」と思えるものでも,実際に使ってみるまでその使い勝手はわからない.

それはこのFlexiSpotのスタンディングデスクでも同じ.

僕は「昇降の際にどれだけ力が必要なのか?」という点を心配していた.そしてあなたもきっと同じ疑問を持っていると思う.

結論を言えば,その心配はしなくていい.

大人であれば誰でも力まず簡単に回すことができる.

また,ハンドルを10回転ほど回せば4cmほど昇降させることができるので,自分の好きなポジションにすぐに調整することができる.

もしかしたらここで疑問に思うかもしれない.

PCなど載せたらハンドルは重いのでは?

というわけで実験してみた.

burden-test

逆光のため見づらくて申し訳ない.

備蓄してある水2L x 24本 = 48kgをのせてみました.

その結果は...

余裕で昇降できる.

この感じなら机の上にディスプレイをいくつも設置したり,大きなスピーカーセットを置いてもビクともしないはず.

デスクの上に必要なモノはすべてまとめたい人にピッタリだ.

スペック上の積載重量は80kgまでなので,大人一人のっけても昇降できる.

「高い所に手が届かない」

そんなときに便利なスタンディングデスク.

机の上に立つことができるから,高い所へ余裕で手が届く.

そうじゃない.

机の前に立って使いましょう.

剛性がありとても丈夫

FlexiSpot_standingdesk_frame

FlexiSpotのスタンディングデスクはとても剛性が高い.

30kgの剛性感は伊達じゃない.

FlexiSpotはアメリカのブランドだからなのか,やたらとゴツい.

使用されているフレームは全て鉄でプラスチックな部分はなし.

フレームの板厚は1.5mmくらい.

自動車のボディー外板の板厚は1.0mm以下なことを考えると,そのゴツさを想像してもらえると思う.

脚の大きさは100mm x 60mm.

ものすごくゴツい.

家の中に置いておくとラスボスのような圧倒的存在感がある.

僕は黒色を選んだけど,少しでも圧迫感を少なくしたい人は白色をオススメする.

このあたり,インテリアと相談してあなたのセンスで決めて欲しい.

いざとなれば電動ドリルで昇降できる

FlexiSpot スタンディングデスク H2の昇降には専用のハンドルを使用する.

このハンドル,実は6mmのヘックス(六角)になっている.

FlexiSpot_hex

なので,もし電動ドリルがあればそれとHexのソケットを使用して昇降させることができる.

リョービ(RYOBI) ドライバードリル FDD-1000

アネックス(ANEX) 六角レンチ カラービット ロング 150mm 6mm

さらに,ラチェットハンドルを使えば手首のスナップだけで昇降させることだって可能だ.

KTC(京都機械工具)自動車専用工具 ラチェットハンドル

KTC(京都機械工具)ロングヘキサゴン ビットソケット 6mm

ここは汎用性が高くてとてもオススメなポイント.

ハンドル自体は差し込む六角の部分以外はプラスチックでできているので,もし壊れてしまったり無くしてしまったとき,他に汎用性の高い代替手段があるのはありがたい.

作りが雑なところが少し残念

FlexiSpot スタンディングデスクはとてもしっかりしていて気に入っているんだけど,すこし作りが雑なところが気になる.

僕が気になったところは,天板をのせるフレームからネジの頭が飛び出ているところ.

Flexispot_screw_head

実際に飛び出ているのは1mmもないくらいなんだけど,フラットな天板を載せるとグラつく.

「そんな細かいことを気にするなよ」

と言うかもしれないけれど,天板が安定しないのは実用上とても困る.

なので,僕はこの天板をのせるフレームにホームセンターでゲットした1mm厚のゴムを貼っておきました.

ホームセンターでゲットしたゴムマット
rubber_mat

貼ったポジション(図中の8箇所にマットを切り取って貼りました)
rubber-mat-position_neu

これならゴムの方が飛び出ているネジ頭より高くなるので,天板を安定させてのせることができる.

これはきっとロットによるバラつきだと思うので,他のロットはすんなりフラットに収まるかもしれない.

もし僕と同じようにネジ頭が飛び出してしまったら参考にしてほしい.

FlexiSpot スタンディングデスク H2 組み立て

H2シリーズは手動式のためか組み立てがとても簡単だ.

どれくらい簡単かと言うと,わざわざ写真をとって説明するほどでもないくらい簡単だ.

道具もすべて同梱されているので,道具の準備の必要なし.

初めてでも説明書を見ながら30分弱で組み立てることができる.

FlexiSpot スタンディングデスク H2 組み立て手順

Flexispot_h2_parts_nr

組み立ての手順はこんな感じ.

1: 支柱(写真①)とフレーム(写真⑤)をネジ(写真⑥)で固定する
2: 固定した支柱・フレームと脚(写真③)をネジ(写真⑥)で固定する
3: 左右の支柱を繋ぐ昇降用の駆動軸(写真④)を取り付ける
4: テーブルをのせるブランケット(写真②)を左右の支柱上にネジ(写真⑥)で取り付ける
5: クランクハンドルを取り付ける(写真⑦,⑧,⑨)

説明書には1と2は逆の手順で書いてあるけれど,それだと少し組み立てづらい.なので僕は逆の手順で組み立てた.

組み立て作業自体はネジを止めるだけなのでとても簡単だ.だけれど30kgととても重たいので,もし可能なら2人で行うことをオススメする.

特に組み上げたあとの移動は2人で行った方が安全で早い.

ネジを使わない天板の固定方法

table

今回,僕は天板なしフレームのみを購入し手持ちの天板を使用した.

本当は天板に大きな集成材を購入したいところだけれど,まずは手持ちの天板を使いしばらく様子をみてみようと思っている.

手持ちの天板はエイ・アイ・エス社 テーブルキッツのもの.

エイ・アイ・エス(AIS) テーブルキッツ天板

10年ほど前にホームセンターで購入したものだ.

ネジを使わないで天板を固定することにはいくつかメリットがある.

・ネジを止める電動工具が不要なので組み立てがとても楽
・分解も楽なので天板の変更や分解がとても簡単
・ホームセンターで売っている安価な集成材を天板に使用できる

今回僕が天板の固定に使用したものはこちら.

SK11 クラフトクランプ 最大口開き幅 0~55mm
craft-cramp

このようなUの字クランプ2つあれば簡単に固定できる.

このクランプと天板の接触するところには傷と滑り防止のため,先ほど紹介したホームセンターで購入したゴムマットを貼っておいた.

craft-cramp_02

フレームと天板を固定するポジション.天板の奥側の左右で固定した.
craft-cramp-position

他のレビューサイトを見てみると天板をネジで固定している方は多い.

本来はそう使うべきかもしれないけれど,もし僕と同じようにネジで固定したくない方がいたら参考にして欲しい.

僕は安価なクラフト用クランプを用いたけれど,よりガッチリ高い剛性を求める方は業務用のクランプをオススメする.

TRUSCO(トラスコ) シャコ万力 口開100mmアゴ深さ100mm

僕も天板をより大きな集成材に変えたとき,このクランプを購入しようと思っている.

生活環境や趣味に合わせて天板を気軽に変えられるのはとても嬉しい.

天板を自由に選べるのもFlexiSpot スタンディングデスクのいいところ

FlexiSpot純正の天板はあまりサイズが選べない.

Flexispot オフィステーブル用天板 スタンディングデスクDIY用天板 120×60cm(直角)

このFlexiSpot スタンディングデスクは,天板なしでフレームだけで購入できる.

つまり,自分の好きなサイズ,素材の天板を選ぶことができるのだ.

選べるサイズは幅1200mm〜2000mm,奥行き700mm〜800mmだ.

奥行きの範囲は狭いけれど,選べる幅の幅広さ?はとても嬉しいですよね.

僕の購入したFlexiSpot スタンディングデスク H2も天板なしのものだ.

天板はホームセンターで簡単に入手できる.

といっても,ホームセンターに売っている大きな1枚の板を好きなサイズにカットしてもらうのだけれど.

ホームセンターで購入できるパイン集成材は1800mm x 910mm x 25mmで5,000〜10,000円の範囲で買えるはず.

好きな色や種類の木材を選べるのはとても嬉しいポイントだ.

もちろんアマゾンでも好きなサイズの天板を購入できる.まったくアマゾンって便利だよな.

棚板 シェルフ ゴム集成材【選べるサイズ&カラー】20×600×1800mm クリア色

デスクは表面積が大きく部屋の印象を多きく左右するから,あなたのインテリアにピッタリな天板を探して欲しい.

FlexiSpot スタンディングデスク H2 はこんな人にオススメ

僕は手動昇降式のFlexiSpot スタンディングデスク H2にとても満足している.

そんな僕がFlexiSpot スタンディングデスク H2をオススメしたいのはこんな方.

・シンプルな昇降機能だけで十分
・故障のリスクを下げたい
・机の上に重量物をのせる
・好きな木材を天板に使いたい

電動式がメインのFlexiSpotだけれど,唯一手動式のH2シリーズだって地味だけれど魅力は十分だ.

いざとなれば電動ドライバーを用いて電動で昇降することだってできる.

そういったことを考慮すれば,FlexiSpotのラインナップの中では廉価ではあるけれど,コストパフォーマンスは抜群にすぐれていると言える.

そういったコストパフォーマンスを重視する方にはとてもオススメしたい.



まとめ|FlexiSpot スタンディングデスク は手動で十分

手動昇降式スタンディングデスク FlexiSpot スタンディングデスク H2を紹介した.

実際に使ってみると30kgという重さ以外,メリットしかない.

その重さの裏には高い剛性というメリットもあるので実質メリットだけだ.

もちろん,手動式であるゆえ,昇降には手を動かす必要があるけれど,その昇降はとても軽くまったく苦にならない.

さらに手動式であれば故障のリスクを下げることができるので,長期的な使用にも安心できる.

現在手動昇降式のH2シリーズはメーカーサイトでカタログ落ちしてしまっているので,もしかしたら近い将来,入手できなくなるかもしれない.

少しでも迷われていれば購入を検討してみる価値は十分にあるはず.

以上,最後まで読んでいただきありがとうございます!

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