Blueair Classic 605って実際使ってみてどうなの?
この疑問にBlueair Classic 605を半年間使用した僕が答えますよ.
あまりレビュー記事がないので参考にしてもらえれば幸いだ.
この記事では下記のことをお伝えする.
・Blueair Classic 605の凄いところ
・Blueair Classic 605の実際の良いところ,悪いところ
・Blueair Classic 605をオススメしたい人
目次
Blueair Classicシリーズは最強の空気清浄機
Blueairをざっくり説明.
・1996年スウェーデンで設立された空気清浄機専業メーカー
・「きれいな空気の供給率」を示すCADR値の最高値以上を叩き出す空気清浄の天才
・北欧生まれのシンプルでミニマルな見た目と機能のデザイン
北欧生まれの空気清浄のプロという位置づけ.
フィルターに0.1μm以上の微粒子を99.97%*3まで除去できるブルーエア独自の 「HEPASilent®(ヘパサイレント)テクノロジー」を採用している.
空気中に漂う花粉はもちろん0.1μmのウイルスまで除去できる優れもの.
0.1μmまで除去できるところがすごい.他のメーカーは0.3μm程度まで.
Blueairの空気清浄機は大きく分けて3タイプ.
・Classicシリーズ:フラグシップ,要するに主力商品
・Sense+シリーズ:Classicシリーズの性能はそのままに見た目のデザインを向上させたもの.
・Pureシリーズ:エントリーモデル.着せ替えできるところがカワイイ.
空気清浄機能はどれも同じ.
使用する部屋の大きさと見た目で選べばOK.
参考:Blueair
デザインはどれもさすが北欧産でシンプルでミニマル.
あなたのインテリアにすんなり溶け込み,さらにインテリアの一部として機能する付加価値もある.
生活も空気も綺麗にできる一石二鳥の優れものだ.
Blueair Classicシリーズが最強の空気清浄機な理由
Blueair Classicシリーズが最強の空気清浄機である理由5つ.
・CADRスコアNo.1の清浄スピード
・0.1μmまでの有害物質を99.97%除去 | HEPA Silentテクノロジー
・シンプルな空気清浄のしくみ
・年2回の定期フィルター交換
・とても経済的な消費電力
CADRスコアNo.1の清浄スピード
聞きなれないこのCADR(Clean Air Delivery Rate )スコアという言葉は,空気清浄機が1分間あたりに供給する「きれいな空気」の量を表す.
つまり,CARD値が高いほど空気清浄性能が高い.
BlueairシリーズはそのCADR値で最高値以上を取得している.
世界最高値以上ってすごい,最高の最高.
Blueair Classicシリーズの推奨フロアサイズをそれぞれみてみよう.
・Classic 605:~72m2(44畳)
・Classic 405:~40m2(24畳)
・Classic 205:~26m2(16畳)
ここで言われる推奨フロア面積とは,その空間の空気を1時間に5回清浄できる広さのことだ.つまり,このClassic 605は44畳という広大は部屋の空気を1時間になんと5回も清浄していることになる.12分毎に新しい空気に入れ替わるわけだ.そりゃ快適なこと間違いなしだろう.
暇だったんで試しにお香を焚いてみた.空気清浄機が稼働している部屋でお香を焚く.ちょっと何言っているのかわからない.だけどやってみた.そしたら案の定匂いは一切残らなかった.まぁ当たり前だ.これで匂いがプンプン残っていたら空気清浄機失格である.
その実験で12分もしないうちに無臭になったから,この数字は本当だと思う.
0.1μmまでの有害物質を99.97%除去 | HEPA Silentテクノロジー
粒子イオン化技術と高性能フィルター技術を融合した、ブルーエア独自の空気清浄技術です。空気中に漂う有害物質を大量に吸引し、イオナイザーでマイナスに帯電。予めプラス帯電を施してある多層構造のフィルターに、静電気の力で強力に吸着し除去します。
出典: Blueair
0.1μmまでの有害物質をほぼ100%除去できるらしい.
これは凄いことだ.本当に凄いことだ.
ダイキン,パナソニック,バルミューダの空気清浄機は0.3μmまでしか確認していない.
インフルエンザウィルスの大きさは約0.1μmだ.
つまり,Blueairはインフルエンザ予防にも活躍しそうな雰囲気である.
ちなみに新型コロナウィルスも0.1μmくらいの大きさ.
空気清浄機によってフィルターを通過したウィルスを再循環させてしまっては本末転倒だ.
Blueairを選ぶだけでウィルス感染のリスクを下げてくれるのは心強い.
シンプルな空気清浄の仕組み
Blueairの仕組みは,空気をファンで送ってフィルターで濾すだけだからいたってシンプルだ.
Bueair Classic605と205はフィルターの手前にファンがあるわけだから,ホコリなどでファンが汚れてしまうことが懸念されるけど,特に分解して掃除できる仕組みにはなっていない.
汚れたらサービスセンターへ送ってちょ,というメッセージが見え隠れしている.
年2回の定期的なフィルター交換
フィルター交換は1年に2回を推奨されていて,1回あたり10,000円ほどかかる.
1日あたり55円だ.
これを安いと見るか高いと見るかでBlueairの購入可否が分かれるとおもうけど,僕は妥当な値段だとおもう.
マスクだって600円/60個とかだから,そこまで高くはない.
こうしてフィルターを定期的に交換するから常に空気を綺麗に保つことができる.
フィルターは2種類選べて,ノーマルのものと活性炭をプラスされたものだ.
タバコを吸わないなど,特に臭いが気にならなければノーマルの白い方で十分だ.
とても経済的な消費電力
Blueairはファンで空気を送り,それをフィルタリングして空気清浄をするというシンプルな構造.そのため電力もファンを回すのがメインだ.
なので消費電力は下記のようになる.
・スピード1(最弱):0.3 円 / 時間
・スピード3(最強):2.2 円 / 時間
スピード3で1日中ブン回しても52.8円/日だから,フィルター代と合わせてもおおよそ108円.ペットボトル1本買うより安いのだから経済的である.
Blueair Classic 605を半年使ってみた感想
使用して半年ほどたつ.
その間,僕の部屋の空気は驚くほど生まれ変わった.いや生まれ変わり続けている.まるで高原にいるような爽快な空気が部屋中を満たしてくれる.
僕は空気清浄機を使用するのは今回が初めてだが,このBlueair Classic 605は部屋の空気が生まれ変わるので本当にオススメ.
僕はアレルギー体質なので花粉症やハウスダストに敏感でくしゃみが止まらないときもよくあったけれどBlueair Classic 605を使い始めてから全くそれがない.
正直あまり期待はしていなかったけれど購入して本当によかったと思う.
綺麗な空気を実感したい人はぜひゲットしてほしい.
半年間使ったフィルター
先日,半年使用したフィルターを交換した.
新品のフィルター到着.ちなみにBlueairさんの花粉キャンペーンで無料でいただいた.ありがとうございます,嬉しいです.
新しいフィルターと比較してみよう.
僕はタバコも吸わないしペットも飼っていないんだけど半年でこんなに汚れていた.
Blueair Classic 605の洗浄能力ってやっぱりすごい.
他のメーカーのものを使用したことはないけれど,普段感じている空気の綺麗さはこのフィルターのおかげなんだなと思う.
ちなみにBlueairのフィルター交換はBlueairnのアプリ内から確認することができる.
僕の場合あと10日ほど使えた様子.だけど変えちゃうよ.
交換後はちゃんと残日数180日となる.
ちなみに残日数のリセットは手動.本体のフィルターマークを5秒間長押ししよう.
Blueair Classic 605のよくないところ
半年使ってみて感じたBlueair Classic 605の気になるところ.
・サイズが少し大きい
・ファンの掃除ができない
音が少し大きい
Blueair Classic シリーズは風量を3段階で調整できる.
僕はいつも真ん中の風量で使用しているんだけど,周りが無音だと風がフィルターを通る音がする.音のレベルはテレビをつけていれば全く気にならないくらい.
僕は全く気にならないけれど,無音を好む人は少し気になるかもしれない.
もちろん3段階の中の最弱で使用すれば全く気にならないレベルなので寝室でも使える.
最強にするとさすがにうるさい,これは匂いを消したいときのための緊急事態専用モードだ.
料理中に出る油の臭いもすぐに消臭できるのでそういうときにオススメ.
サイズが少し大きい
Blueair Classic 605はBlueairがほこる最強モデルゆえにサイズも最も大きい.
・製品重量:約14kg
また,素材もプラスティックではなくスチールでできているわけだから,見かけは業務用のそれだ.
部屋のサイズが限られている方には少し小さいClassic 405やClassic 205も同じように効果を発揮してくれるだろう.
ファンの掃除ができない
Blueair Classic 605はフィルターの手前にファンがあるデザインになっている.そのため汚れた空気によってファンにホコリがついてしまう.
だけど分解することができないのでこれを掃除することができない.
この辺りは割り切って使用するしかないと思う.
どうしても気になる人はBlueair Classic 405をオススメする.
これはBlueair Classicシリーズの中で唯一フィルターの後ろにファンがあるデザインとなっている.これならファンは汚れない.
とても簡単な初期設定とメンテナンス
Blueairの初期設定はとても簡単だ.電源をつなぎスイッチオンをすれば完了である.
購入時にはフィルターもこのようにセットされているが,TOP側のみこのように上下逆になっていた.本来であれば黒い面が外側にこなければいけないのでそのようにセットしなおした.
操作はいたってシンプルで,操作ボタンの真ん中を触るだけでOFF -> 1 -> 2 -> 3 -> OFFとスイッチのOn/Offと風量を調整できる.風量1はほぼ無音なので寝室で稼働させても全く気にならないし,風量2は日中使う分には全く気にならない.風量3は物凄い勢いで空気をかき集めてくれるので,恋人の前でオナラをしてしまった場合など,緊急事態に有効だ.
また,リモコンは付属せずWi-Fi接続でコントロールもできる.この設定には10分ほどかかるがとても簡単だ.このリモコンによってWi-Fiの電波が届く範囲であればどこからでも調整することができる.
また,寝室などに置くことを考慮して夜間の出力設定も可能だ.このように寝ている間は出力が最小になるよう設定することもできる.
Blueairはこんな人にオススメ
Blueairシリーズはこんな人にオススメ
・ミニマルでシンプルな空気清浄機が欲しい
・大部屋で使える大容量の空気清浄機が欲しい(Classic 605)
またオススメしない人はこんな人
・日本ブランドがいい
・定期的なフィルター交換をしたくない
まとめ|Blueair Classic 605は最強の空気清浄機
Blueair Classic 605を購入したのでそのレビューでした.
Blueair Classic 605のポイントをまとめると
・0.1μmまでの有害物質を99.97%除去 | HEPA Silentテクノロジー
・シンプルな空気清浄のしくみ
・年2回の定期フィルター交換
・とても経済的な消費電力
という感じなので
という人はぜひ検討してみてほしい.
驚くほど部屋の空気が生まれ変わるのを実感できるはず.
コロナウィルスの蔓延もあるので少しでも安心できる空気の中で生活したいですよね.
おしまい
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