そろそろ進路を決めなきゃいけないんだけど,地元に残るべきか地元から離れるべきか悩んでる.どっちがいいのさ?
人生のあるタイミングで住み慣れた地元に残るか,それとも全く新しいところへ引っ越すか,そんな決断を迫られるときがある.その理由は人それぞれだけど,人生を大きく左右する決断だから慎重になる人も多いはず.でもそうやって慎重になればなるほど悩みは深くなるばかりで答えはなかなか出ない.
今日の記事では,地元に残るか離れるか,そう悩んでいる人に僕なりの考えを紹介したい.ちなみに僕は地元を離れて10年以上経つけど,今は新しい土地で楽しく暮らしている.
今日の内容
・地元を離れた方がいい人
・地元に残るべき理由
・地元を離れるべき理由
地元に残った方がいい人,地元を離れた方がいい人
僕の考える地元に残った方がいい人,地元を離れた方がいい人はこちら.
・やりたいことがあれば地元を離れよう
あなたが地元に残った方がいい理由
もし特にやりたいことがなければ地元に残ろう.
理由は3つ.
・家族や友人が近くにいる
・生活のストレスが少ない
お金が貯まる
地元に残ればお金は貯まる.
これは実家に住む前提だけど,実家暮らしは確実にお金を貯められる.お金は貯められるときに貯めておいた方がいい.なぜなら,やりたいことが見つかったらすぐ行動できるから.
将来やりたいことが見つかったときに
「やりたいことあるんだけど,お金ないんだよね..」
というのはせっかくの人生を台無しにしてしまう.だからそういうときのためにお金を貯めておくのはとてもいい.
さらに,ある程度お金を持っていれば精神的にも余裕を持てる.例えば,社会が不景気になって勤めている会社が倒産してしまっても,貯金があればしばらくは食いっぱぐれることはないし,その間に次の仕事をじっくり探すことができる.
やりたいことができたときのために,地元でお金を貯めておこう.
家族や友人が近くにいる
地元は家族や友人が近くにいる.
これは地元に残るとても大きなメリット.家族や友人は精神的に大きな支えとなってくれる.地元に住んでいると家族や友人はいつも近くにいてくれる.その環境はあなたの人生にプラスでしかない.普段は何も感じなくても,仕事やプライベートで落ち込むようなことがあったとき,精神的にとても大きな支えとなってくれるから.
もちろん,諸々の理由で家族や友人と距離を置きたいと思っている人もいるかもしれない.そういうときは,いったん地元を離れた方が精神的な負担を減らせる.なぜなら,距離と時間をおくことで感情の整理ができて,家族や友人との付き合い方を見直せるから.
他人と信頼を構築するのにはとても沢山の時間が必要だから,新しい土地で親友と呼べる友人を作るのはとても大変な場合が多い.もちろん今はSNSがあるからどこにいたって地元の友達と連絡をとれる.それでも直接会ってワイワイしているときが一番楽しくないですか?
だから特別やりたいことがなければ,地元に残り家族や友人と楽しい時間をできるだけ多く共有しよう.
生活のストレスが少ない
地元での生活はストレスが少ない.
新しい場所で新しい生活を一人で始めるのは割とストレスが多い.そして実際に住んでみないと,その環境が快適かどうかなんて全然わからない.
地元に残ればそういったリスクが全くない.そもそも地元での生活にストレスを感じている場合は,その環境を変えるために地元を離れるのは正解だと思う.でももしそういった理由がなければ,地元の方がストレスなく暮らせる.
ただでさえストレスを感じる機会が多い社会だから,わざわざストレスの多い環境に変える必要はない.今は必要なものはだいたい通販で手に入れることができるし,必要な情報もググればある程度は手に入れることができる.
地元にいても不自由を感じることなく生活できる.住みなれた場所で便利なサービスを使って快適に暮らすのは全然ありだ.
あなたが地元を離れた方がいい理由
もしやりたいことがあれば地元を離れよう.
理由は3つ.
・そこでしかできない学びや経験を得られる
・いざとなれば地元に帰ればいい
地元を離れるのは目的ではなく手段
地元を離れることは目的ではなく手段.
地元に残るべきか,それとも離れるべきか?そう悩むときは,それ自体が目的になりがち.でもここで悩むべきポイントは「地元を離れないとあなたのやりたいことを実現できないかどうか」.
もしあなたのやりたいことが地元で実現できれば地元を離れる必要はない.もちろん専門的な知識を大学や専門学校などで学ぶために地元を離れる場合もあると思う.でも,少し調べてみると割とオンラインで勉強できたりする.例えば,流行りのプログラミングや英語などの言語学習は,特別な学校に通わなくても独学で習得することができる.
地元に残るか離れるか?を悩むときは,あなたのやりたいこと,実現したいことを明確にして,本当に地元だとできないかどうか?という基準で悩んでみよう.そして,もし地元でできなければ思い切って地元を離れてみよう.
そこでしかできない学びや経験を得られる
地元を離れると,そこでしかできない学びや経験を得ることができる.
例えば進学や就職.進学であれば,その学校でしか学べない知識があるし,就職であればそこでしか経験や実現できないことがある.そして何より,人や環境との新しい出会いを得ることができる.
地元に残ると出会いはどうしても限定的になる.一方で地元を離れると,自分でも予想していない出会いと巡り合うことがある.ご縁で〜と言ったりするけど,結局は確率の問題であって,その出会いの機会を増やすことですごいチャンスと巡り合えたりする.
新しい学びや経験,そして出会いを得たい人はぜひ地元を離れてみて欲しい.行動すればするほど自分でも考えていなかったチャンスを掴むことができるかもしれない.
いざとなれば地元に帰ればいい
地元を離れて失敗したな,と感じたら地元に帰ればいい.いろいろな意見があるかもしれないけど,少なくても僕はそう思う.それは甘えでも負けでもなんでもなくて,ただ選択肢の一つとして他のカードと平等にテーブルの上にある.
もちろん地元が嫌で地元を離れた人,どうしても地元に戻れない理由がある人はいるかもしれない.もしそうでなければ,地元に戻るのはいつだって切ることのできるカードなのだ.
しばらく離れていた地元に戻ると,これまで気づかなかった地元の魅力を発見して地元をより好きになることは多い.なぜなら,他の場所に住むと比較対象ができて良いところも悪いところも見えてくるから.住めば都と言ったりするけど,それは慣れの問題で,どんな場所にも良いところ,悪いところはある.地元には家族や友人という掛け替えのない存在があって,結局それが地元の一番の魅力になる人は多い.あなたはどうですか?
さらに,地元は田舎だからコンビニまで遠くて嫌だな,と思っていても,一度都会へ出たあと戻ってみると,その静かで穏やかな環境がとても好きになったりする.
便利じゃなくても人は生活できる.しかし便利に慣らされてしまうと,あたかもそれが無いと生活できないかのように錯覚してしまう.だけど人はそんな便利なものが存在する前から生活しているし,そもそも便利でなければそれなりの生活をすればいい.
地元に戻ると不便だけどそこにしかない魅力って必ずある.
まとめ|地元に残る?それとも地元を離れる?地元に残る,地元から離れる3つの理由
地元に残る,地元から離れる3つの理由を紹介した.
人によってその答えは違うけど,あなたのやりたいことは地元でできるのか,できないのか?そんな基準で考えてもらえれば答えは自ずと出てくると思う.
一度地元を離れてみて,もし戻りたくなればいつでも戻ればいい.そのときはきっと地元の新しい魅力を発見して地元のことがより好きになるはず.そしてその発見が新しい気づきを与えてくれる.
色々と経験してみないとわからないことは多いから,少しだけ地元を離れてまた戻る,そういう人生も面白いかもしれない.
以上,最後まで読んでいただきありがとうございます!